浄化槽の修理費用は、火災保険で直せる?!補償対象になるか確認しよう

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浄化槽が故障してしまった際には、高額な修理費用がかかることがあります。

修理費用を抑えて、自宅の浄化槽を修理する方法をご紹介します。

本記事はこんな人におすすめです
  • 浄化槽が故障してしまった
  • 浄化槽の修理をしたい
  • 浄化槽の修理費用を抑えたい

浄化槽の故障の仕組み

浄化槽の故障によっては、火災保険でまかなえる可能性があります。

浄化槽の仕組みと、故障する原因を把握しておきましょう。

浄化槽の故障の仕組み

  • 浄化槽は給排水設備の一部
  • 浄化槽の故障の原因・仕組み

浄化槽は給排水設備の一部

浄化槽の定義は、下記の通りです。

浄化槽とは

微生物・バクテリアのはたらきを利用し、家庭から排出される汚水を浄化・放流するための設備

浄化槽は、家庭の敷地内にある給排水設備の一部です。

浄化槽法によって、トイレの汚水・台所排水・浴室排水・洗濯排水を含む生活雑排水を一緒に処理できる、合併処理浄化槽の設置が義務づけられています。

なお、浄化槽は、火災保険の建物・家財の定義のうち「建物」に含まれます。

家財のみの保険では補償されないため、注意が必要です。

浄化槽の故障の原因・仕組み

浄化槽の故障は、以下の原因が考えられます。

浄化槽の故障の原因
  • トイレに異物を流してしまう
  • トイレの洗浄に大量の洗剤を使ってしまう
  • 台所から油・野菜などを直接流してしまう
  • 浄化槽のブロアーの電源を切ってしまう
  • 浄化槽のふたに重いものを置いてしまう

浄化槽は、微生物・バクテリアの力で汚物を分解し、水を浄化します。

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異物・洗剤・油分などを直接水道へ流すと、浄化槽が異常をきたすことがあります。

また、浄化槽のブロアーは、微生物・バクテリアのはたらきに欠かせない酸素を送る部分です。

ブロアーの電源を切ってしまうことで、微生物へ酸素が送られなくなり、浄化槽が機能しなくなるため注意しましょう。

ここがポイント

微生物のはたらきによって機能する浄化槽は、水道の使い方を誤ると故障するリスクが高まります。

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火災保険で直せる浄化槽の故障パターン

浄化槽の故障の原因によっては、火災保険の給付金で修理できる場合があります。

火災保険の補償対象になりうる浄化槽の故障パターンをご紹介します。

火災保険で治せる浄化槽の故障パターン

  • 台風の飛来物で水漏れが発生した
  • 洪水によって故障した
  • 落雷によって破損・故障した
  • 浄化槽が盗まれた

台風の飛来物で水漏れが発生した

浄化槽が地下でなく屋外に設置されている場合、台風・土砂崩れなどの風災の被害に遭う可能性があります。

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強風によって本体が倒れる・飛来物が直撃するなどで、浄化槽が破損することがあります。

風災による浄化槽の故障は、火災保険の基本補償の対象です。

洪水によって故障した

ゲリラ豪雨・台風による増水で発生する洪水も、浄化槽の故障の原因になります。

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ゲリラ豪雨・台風で起こる洪水の被害は、水災の補償対象です。

ただし、火災保険の補償対象となる水災には条件があります。

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なお、洪水による損害は火災保険によって補償されますが、津波による損害は火災保険の対象外です。

津波を補償するには、地震保険への加入が必要です。

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落雷によって破損・故障した

落雷による衝撃・過電流は、屋外に設置されている浄化槽が故障する原因です。

落雷が原因で、浄化槽にひび割れが生じる・過電流で故障するなどの被害を受けることがあります。

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落雷による被害は、火災保険の基本補償の対象になります。

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浄化槽が盗まれた

屋外に設置していた浄化槽が盗まれた場合には、盗難補償に加入していれば、補償の対象になる可能性があります。

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浄化槽のブロアーが盗まれる事件が、近年増加しています。

浄化槽が盗難に遭ったら、まずは警察へ連絡し、そのあとで保険会社へ連絡しましょう。

事前に盗難補償に加入していなかった場合には、補償されないので注意が必要です。

ここがポイント

火災保険で補償される浄化槽の被害を把握しておき、もれなく火災保険申請しましょう。

火災保険でどれだけ負担が軽くなるか?
お気軽にご相談ください

もしかすると修繕が必要な屋根や外壁の費用は火災保険で賄えるかもしれません。お気軽にご相談ください。

住宅保険の窓口は、無料調査後のご契約を徹底しております。他社の無料調査前のご契約と違って、その後、申請サポート解約による手数料も一切発生いたしません。

浄化槽の修理費用を火災保険でまかなう方法

浄化槽の修理費用を火災保険でまかなうには、火災保険申請が必要です。

火災保険で補償される被害や、確実に申請をする方法をご紹介します。

浄化槽の修理費用を火災保険でまかなう方法

  • 浄化槽の修理費用目安
  • 補償される被害・補償されない被害
  • 火災保険申請サポートで、確実な申請をしよう

浄化槽の修理費用目安

浄化槽の修理費用の目安は、次の通りです。

修理内容修理費用の目安
浄化槽のブロアー(地上に出ている部分)の修理8〜12万円
浄化槽本体の修理50〜70万円
浄化槽の修理費用の目安

浄化槽の修理は、ブロアー部分だけでも8〜12万円、本体の修理では50〜70万円ほどの費用がかかります。

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浄化槽の修理費用は、高額になる可能性が高いものです。

最小限の自己負担で修理するために、火災保険申請で給付金を受け取りましょう。

補償されない浄化槽の被害

浄化槽の被害の中でも、下記の場合には火災保険で補償されない可能性があります。

火災保険で補償されない浄化槽の被害
  • 経年劣化によるもの
  • 故意な損害・過失によるもの
  • 地震・津波による被害
  • 免責金額以下の被害
  • 火災保険の補償対象でも、発生後3年以上経った被害

浄化槽が経年劣化・故意による損害や過失で損傷を受けた際には、火災保険では補償されません。

なお、火災保険の補償対象でも免責金額以下・発生後3年以上経過してしまった被害については、火災保険申請できない場合があります。

火災保険申請サポートで、確実な申請をしよう

浄化槽の被害を火災保険申請する際には、火災保険申請サポートを利用するとより確実です。

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浄化槽の修理費用は高額なので、給付金を受け取れるか次第で、家計への負担が大きく変化します。

火災保険申請サポートを利用することで、浄化槽の調査・修理の見積もり作成・申請のサポートまでスムーズに進められます。

結果として、自分で時間・労力をかけて申請するよりも、サポートを利用した方がお得に浄化槽を修理できるでしょう。

ここがポイント

火災保険申請サポートを依頼し、スムーズかつ確実な申請をしましょう。

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まとめ

浄化槽を自己負担で修理する場合には、家計をかなり負担してしまいます。

火災保険申請サポートを利用すれば、最小限の負担で修理できます。


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では、給付金が確定するまで費用は一切かかりません。お気軽にお問い合わせください。

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