火災保険申請代行は違法?給付金が下りないトラブルも!?

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火災保険申請サポートと似たサービスに、火災保険申請代行があります。

火災保険申請代行と火災保険申請サポートの違いを理解し、契約違反にならないように注意しましょう。

本記事はこんな人におすすめです
  • 火災保険申請代行について知りたい
  • 火災保険申請サポートと代行の違いを知りたい
  • 火災保険申請について、サポートや代行を依頼すべきか検討している

火災保険申請とは

火災保険の給付金を受け取るには、申請手続きが必要です。

火災保険の定義や手続き内容を認識しておきましょう。

火災保険申請とは

  • 火災保険をわかりやすく解説
  • 火災保険申請は給付金を受け取るために必要
  • 火災保険申請の流れとコツ

火災保険をわかりやすく解説

火災保険の定義は、以下の通りです。

火災保険とは

建物と家財を保険の対象とし、火災・自然災害による損害を補償する保険

火災保険は、保険加入者による「相互扶助」を使って、火災や凍結、破損による住宅被害のリスクに備えることができます。

相互扶助とは

相互扶助とは、お互いにお金を出し合って、万が一の事態が起きた際に助け合うことを指します

保険とは、日常生活に起こり得るリスクに対して、多数の人々で補償し合う仕組みです

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火災・自然災害後の修復を、自分1人の資産でまかなうことは難しいといえます。

保険では、同じようなリスクを抱えている人から一定の保険料を集めておきます。

万が一の事態が起こった人は必要な給付金を受け取れる「相互扶助」の仕組みが生かされています。

火災保険では、住宅の火災・自然災害のリスクに対して、みんなで補償し合います。

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火災保険申請は給付金を受け取るために必要

火災・自然災害の被害に対して給付金を受け取るためには、火災保険申請が必要です。

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火災保険では、保険の対象である建物や家具などの被害に応じて、保険会社から給付金を受け取れます。

給付金を受け取るには、書類による申請手続きが必要です。

補修や修理に必要な給付金は保険会社が算出します。

火災保険の契約者は、申請書類で被害状況をもれなく説明する必要があります。

火災保険申請の流れとコツ

火災保険申請は、以下の流れで申請をします。

保険会社への連絡

STEP
1

修理業者への連絡・見積もり依頼

STEP
2

書類(給付金申請書・事故状況説明書など)の作成

STEP
3

保険会社へ書類送付

STEP
4

申請の承認結果受け取り

STEP
5

修理業者との打ち合わせ・修理

STEP
6

火災保険申請では、保険会社ごとに定められたフォーマットに沿って、被害状況を精緻に記入・根拠となる資料を送付します。

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火災保険申請は、被害が生じたことを保険会社へ伝えるだけでは完結しません。

不備のない書類を送った後も、審査内容によっては、被害の説明や現地確認への立ち合いを求められることもあります。

火災保険申請のコツは、次の通りです。

火災保険申請のコツ
  • 損害発生からなるべく早く申請する
  • 経年劣化でないことをはっきりと記載・主張する
  • 調査時に証拠画像を数枚撮影してもらう

火災保険申請は、過去3年以内に発生した被害が対象です。

損害発生後時間が経過してしまうと、経年劣化との区別ができず、保証の対象外であると判断されることがあります。

損害発生してからは証拠画像とともになるべく早く申請し、確実に給付金を受け取りましょう。

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ここがポイント!

火災保険の申請手続きでは、連絡・書類の作成・被害の説明など多数の手続きがあり、時間や労力がかかりがちです。

火災保険申請サポートを利用すれば、効率よく申請が進められます↓

火災保険でどれだけ負担が軽くなるか?
お気軽にご相談ください

もしかすると修繕が必要な屋根や外壁の費用は火災保険で賄えるかもしれません。お気軽にご相談ください。

住宅保険の窓口は、無料調査後のご契約を徹底しております。他社の無料調査前のご契約と違って、その後、申請サポート解約による手数料も一切発生いたしません。

火災保険申請代行とは

火災保険申請サポートと似たサービスに、火災保険申請代行があります。

火災保険申請代行の定義や、サポートとの違いを見ていきましょう。

火災保険申請代行とは

  • 代行でやってもらえること
  • 代行手数料の目安
  • 代行とサポートとの違いは?

代行でやってもらえること

火災保険申請代行とは、以下のように定義されるサービスです。

火災保険申請代行とは

火災保険申請の手続きについて、本来は契約者本人でないとできない作業まで代行するサービス

火災保険申請代行では、申請手続きをすべて代行してくれます。

正式な弁護士資格を保持している業者であれば、申請に関わるすべての手続きを代わりにやってもらいます。

代行手数料の目安

火災保険申請代行の手数料は、受け取れた給付金の40%前後〜50%ほどです。

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火災保険申請代行は、火災保険申請サポートと比較して、手数料が高い傾向にあります。

背景として、おこなう手続きの範囲が広く、弁護士資格を保持しているスタッフの人件費が挙げられます。

代行とサポートとの違いは?

火災保険申請代行と火災保険申請サポートは、以下の点で異なります。

火災保険申請サポート
火災保険申請代行
  • 申請は、契約者本人がおこなう
  • 手数料が比較的安い(35%前後)
  • サポートのみで、違法性はない
  • 申請は、弁護士資格を有した業者がおこなう
  • 手数料が比較的高い(40%以上)
  • 弁護士資格を有していない業者がおこなうと違法

弁護士資格を有している代行業者なら、申請手続きをすべて代行できます。

一方で、弁護士資格を有していなければ違法・契約違反行為に該当する恐れがあります。

利用者は、信頼できる業者かどうかをよく見極めなければなりません。

火災保険申請サポートでは、申請自体は利用者本人がおこないます

建物・保険のプロであるスタッフから、申請のアドバイスやお手伝いを受けられます。

結果として、比較的安価な手数料で、1人でおこなうよりも効率よく確実な申請が可能です。

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ここがポイント!

火災保険申請代行は、申請手続きをすべて代行してもらえる代わりに、高額な手数料がかかりがちです。

火災保険申請代行の違法性は?

火災保険申請代行業者の中には、違法行為にあたる代行業を営んでいる業者がいます。

火災保険申請代行の違法性について、正しい知識を得ましょう。

火災保険申請代行の違法性は?

  • 弁護士資格を有していれば、違法ではない
  • 火災保険申請サポートなら違法性なし

弁護士資格を有していれば、違法ではない

火災保険申請代行は、正式な弁護士資格を保持している業者がおこなうのであれば、違法にはなりません。

火災保険では、弁護士資格を有していない第三者が次の申請手続きを代行することは、保険契約の約款(やっかん)違反行為に当たります。

約款違反になる行為

  • 申請書類を記入する
  • 申請書類をポストへ投函する
  • 給付金の金額に対して、疑義申し立てをする

これらの行為を弁護士資格を持たない業者へ依頼すると、保険会社から契約違反であるとみなされてしまいます。

契約違反行為が発覚した場合には、給付金を受け取れないだけでなく、保険契約そのものも解除される可能性があります。

代行を依頼する際には、弁護士資格の有無・弁護士番号を必ず確認しましょう。

火災保険申請サポートがおすすめ

火災保険申請サポートは、申請アドバイスを提供しています。

火災保険申請サポートでは、契約者本人がおこなう申請に、専門知識を持ったスタッフがアドバイスをしてくれます。

あくまで申請は契約者本人がおこなうため、資格の有無に関わらず、契約違反にあたりません。

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ここがポイント!

火災保険申請サポートは、契約者に申請のサポートをおこなうため、契約違反にはなりません。

こんな代行業者には業者には注意

火災保険申請代行業者の中には、気をつけるべき悪徳業者がいます。

代行の依頼を検討する際に、注意すべき業者の特徴をご紹介します。

こんな代行業者には業者には注意

  • 弁護士資格を有していない業者
  • リフォーム・修理を条件にしてくる業者
  • 訪問での飛び込み営業に注意

弁護士資格を有していない業者

代行業者の中でも、弁護士資格を有していない・有していないと疑われる業者に注意しましょう。

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弁護士資格がない状態で、火災保険申請を代行するのは、違法・契約違反行為です。

代行を検討する際には、まずは代行業者に弁護士資格の有無・弁護士番号を必ず尋ねます。

はっきりとした回答がない、弁護士番号が言えない場合には、違法性が高い業者であると疑いましょう。

リフォーム・修理を条件にしてくる業者

リフォーム・修理を条件として提示する勧誘は、違法行為に該当する可能性があります。

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火災保険申請代行業者の営業トークの中には、リフォームや修理をおこなうことを条件として提示することがあります。

「リフォーム・修理するなら、火災保険申請代行の料金は無料・値引きにする」という文言があれば、注意が必要です。

実際に調査し、火災保険申請する前では、リフォーム・修理が必要かどうかはわかりません。

火災保険申請の結果次第では、給付金が十分に降りないこともあります。

リフォーム・修理が必要かどうかわからない状況で、代行の割引・無料化を引き合いに出すことは、独占禁止法に抵触します。

訪問での飛び込み営業に注意

訪問で飛び込み営業された場合には、すぐに信用しないようにしましょう。

一部の悪徳業者は、顧客よりも自社利益を追求することを目的としているため、押し売りや詐欺まがいの悪質な営業が顕著となります。

詐欺被害に遭った事例の多くが、飛び込み営業で契約をしたケースでした。

飛び込み営業には、本当に信頼していい業者であるかどうかを自分で判断する必要があります。

飛び込み営業でよく使われる謳い文句・手法は、以下の通りです。

飛び込み営業でよくある謳い文句・手法

  • 偶然を装う:「近所をたまたま通りかかって、瓦がずれているのが見えて心配になりました」
  • 無料であることを過剰にアピールする:「火災保険を使えば、無料で修理できます」
  • 屋根に登って点検をしたがる:「調査は無料なので、屋根を見させてもらえますか?」
  • 根拠のない値引きをアピールする:「今ならモニター価格で、大幅に安くできます」
  • 施工したハウスメーカー・太陽光パネル会社を装う:「(事前の連絡なしに)〇〇社の定期点検です」
  • 熱意を見せようと、繰り返し訪問してくる:「お客様のお役に立ちたいので、何度でも来ます!」

手口を予め知っておけば、悪徳業者の訪問営業は即決することなく、回避できます。

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ここがポイント!

トラブルに巻き込まれて損することのないよう、悪徳業者の手口を把握しておきましょう。

火災保険申請代行では給付金が受け取れない?

火災保険申請代行を利用した際に、給付金が受け取れない場合があります。

給付金を受け取れなくなる契約違反行為を確認しましょう。

火災保険申請代行すると給付金が受け取れない?

  • 契約違反すると、給付金を受け取れない
  • 契約違反になるケース

契約違反すると、給付金を受け取れない

契約違反になった場合には、保険会社から給付金を受け取れません。

契約違反となる不正な請求は、モラルリスクがある契約者とみなされます。

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審査に通らず給付金を受け取れない場合や、契約が無効になる場合もあります。

契約が無効になった場合、今まで支払った保険料は返還されません。

契約違反になるケース

弁護士資格を有していない業者へ火災保険申請を代行してもらうと、契約違反になります。

保険の約款にて、火災保険申請の手続きは契約者本人がおこなうと決められています。

第三者が火災保険申請をおこなえるのは、弁護士の資格を有している場合のみです。

火災保険申請は必ず契約者が申請を!確実に申請するコツを解説

しかし、火災保険申請の手続きは一般的に複雑で難しく、保険のプロを相手に被害説明をする必要があるため、審査落ちすることも多いのが現状です。 火災保険申請を個人で行…

ここがポイント!

弁護士資格を有していない業者に火災保険申請をしてもらうのは、契約違反行為です。

安心できる火災保険申請サポートの見極め方

火災保険申請サポートの中にも、悪徳業者が潜んでいます。

安心して依頼できる、火災保険申請サポートの見極め方をご紹介します。

安心できる火災保険申請サポートの見極め方

  • 違法性のある悪徳業者もいる
  • サポート業者の見極め方
  • サポートは正しく、上手に活用しよう

違法性のある悪徳業者もいる

火災保険申請サポート業者の中には、違法性のある悪徳業者も潜んでいます。

近年、自然災害による被害件数が増加しています。

自然災害があると、被害を受けた地域を中心に、修理業者やサポート業者によるネット広告・訪問販売が増える傾向があります。

中には悪徳業者と呼ばれる、不当な契約や請求を強要してくる会社もあるため、次の手口が見えたら気をつけましょう。

火災保険申請サポートの詐欺トラブルの手口

  • 飛び込み営業・投函チラシで、不安をあおってくる
  • 急に訪問してきて、無料だからと点検を強要する
  • 大幅な値引きキャンペーンを装って安く見せる
  • 火災保険を使えば必ず無料になるとアピールしてくる

大半の保険加入者は、火災保険についての十分な知識がないため、業者から狙われてしまいます。

「手間がかからず、お得に修理までできるなら頼んでみよう」と騙されてしまう保険加入者が増えています。

火災保険申請サポート業者の見極め方

火災保険申請サポートを利用する際も、業者の見極め方が重要です。

業者とのやりとりをする中で、優良業者は次の点について、丁寧に対応してくれます。

優良業者の対応の特徴

  • むやみに不安をあおらない
  • 専門知識がなくても理解できる説明をしてくれる
  • 原因・修理前・後の参考画像を見せてくれる
  • 現地調査の許可を取ってから、屋根に上がる
  • 見積もり書の代金が、明瞭かつ詳細に記載されている
  • 値引きに根拠がある

悪徳業者の営業は、不安をあおった上で、適切な情報を提供しないまま契約を勧めてきます。

説明にも画像を使わず、屋根に上がって調査をすることもなく、口頭での説明が中心です。

見積もり内容は、本来「施工方法ごとの費用」「材料費」「人件費」などが一覧に表記されます。

詐欺の被害事例では、見積もり書の内容が「工事代金一式」など他社と比較されても単価がわからないようになっています。

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業者とやりとりする中で、丁寧な説明や対応がない場合には他の業者を検討しましょう。

業者の対応・説明が十分かどうか、修理を心から頼みたい業者かどうかを見極めましょう。

火災保険申請サポートの会社の選び方3つ

優良なサービスを提供する会社も多い一方で、知識のない保険加入者に取り入る悪徳業者も増加しつつあります。 火災保険申請で損をすることがないよう、火災保険申請サポー…

火災保険申請サポートは正しく、上手に活用しよう

火災保険申請サポートは、保険加入者が損をせず給付金を受け取る上で、重要なサービスです。

火災保険申請では、保険について知識のない人が保険会社へ、被害を説明しなければなりません。

申請された損害箇所が補償の対象か、給付金がいくらかを判断するのは、保険会社です。

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初心者がプロを説得して給付金をもらうという時点で、審査落ちのリスクも高く、加入者側が損をしやすい構造です。

また、火災保険加入者の多くが「火災保険申請するほどの被害に遭っていない」と認識しており、申請をおこなっていないというデータがあります。

【参考】火災保険・地震保険の概況│損害保険料率算出機構

気づかない小さな損害だとしても、火災保険の補償対象になることがあります。

申請した場合でも、被害の説明漏れにより、もらえるはずの給付金額が少なくなってしまう方もいらっしゃいます。

保険加入者が火災保険申請サポートを利用すれば、もれなく確実に申請でき、損することなく高確率で給付金を受け取れる可能性が高まります。

ここがポイント!

火災保険申請サポートを活用することで、より効率よく・確実な申請が可能です。

火災保険でどれだけ負担が軽くなるか?
お気軽にご相談ください

もしかすると修繕が必要な屋根や外壁の費用は火災保険で賄えるかもしれません。お気軽にご相談ください。

住宅保険の窓口は、無料調査後のご契約を徹底しております。他社の無料調査前のご契約と違って、その後、申請サポート解約による手数料も一切発生いたしません。

まとめ

火災保険申請代行は、弁護士資格を有している業者であれば手続きをすべて任せられる分、費用が高額になりがちです。

火災保険申請サポートは、保険のプロのアドバイスを受けながら自分で手続きするので、費用負担が少なく済みます。

自分に合ったサービス・安心して任せられる業者を見極め、上手に活用しましょう。


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では、給付金が確定するまで費用は一切かかりません。お気軽にお問い合わせください。

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