火災保険の補償内容を解説!

住宅ほけんの
窓口

火災保険の補償内容を正しく知らないと、損をしてしまうかもしれません。

火災保険の補償内容について正しい知識を身につけた上で、確実な申請をおこないましょう。

本記事はこんな人におすすめです
  • 火災保険の補償内容について知りたい
  • 自分が加入している火災保険について、
    よく理解していない
  • 火災保険申請を検討しているが、対象になるかわからない

火災保険の補償内容とは

火災保険はほとんどの人が加入する一方で、補償内容を正確に把握している方は多くありません。

加入している火災保険の補償内容について、理解しましょう。

火災保険の補償内容とは

  • 補償内容とは
  • 建物・家財が別のケースもある
  • 今の補償内容を確認する方法


補償内容とは

補償内容とは、次に定義されます。

補償内容とは

火災・自然災害による損害を受けたときに、補償の対象・範囲について支払われる給付金(保険金)額の上限のこと

火災保険の契約時に確認するウェブサイト・書類に、補償内容が明記されています。

契約時の補償内容では、給付金額の上限が定められています。

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実際の給付金額は、申請された損害の内容から判断されます。

火災保険の補償の対象は、以下が挙げられます。

火災保険の補償対象
  • 火災:失火・もらい火・放火などで住宅が
    燃えてしまった場合
  • 落雷:落雷で住宅や家電製品が壊れた場合
  • 破裂・爆発:凍結による給排水の破裂や、ガス漏れによる爆発炎上した場合
  • 風災・雹災・雪災:強風・雹・大雪で、
    住宅の屋根など破損した場合

火災保険で補償される対象は火災だけでなく、経年劣化ではない3年以内の自然災害による突発的な被害が対象です。

住宅総合保険などのプランを選択しておくことで、洪水・水濡れ・盗難などによる被害も対象にできます。

建物・家財が別のケースもある

火災保険の対象には、次のパターンがあります。

火災保険の対象3パターン
  • 建物のみ
  • 家財のみ
  • 建物と家財

保険の対象は、「建物」と「家財」で区別されます。

火災保険の加入時には、保険の対象を選びます。

もし建物のみの保険に加入していた場合には、家財の損害は補償の対象にはなりません。

一方で、建物と家財の保険に加入しているにもかかわらず、加入者自身は「家財の損害は対象外」と認識していた場合、申請したら受け取れたはずの給付金を受け取れなくなります。

加入している火災保険の対象を正確に把握しておくことで、漏れなく損のない申請につながります。

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今の補償内容を確認する方法

今加入している火災保険の補償内容を確認するには、以下の方法で確認しましょう。

火災保険の補償内容を確認する方法
  • 保険証券の裏面などを確認する
  • 保険会社に問い合わせる
  • (賃貸物件の場合には)不動産会社に確認する

火災保険の補償内容を確認したいときには、手元に保管してある保険証券を確認しましょう。

どこに記載されているか分からない場合には、保険証券番号で保険会社に問い合わせると、補償内容を教えてもらえます。

賃貸物件に住んでいる場合には、賃貸契約をした際の不動産会社へ問い合わせましょう。

しかし、いずれの方法でも、受けた損害が補償内容の範囲内かどうかは、初心者の方にはなかなかわかりづらいものです。

火災保険申請サポートならアドバイスを得ながら、損害が補償内容の範囲内がどうかを判断できます↓

火災保険でどれだけ負担が軽くなるか?
お気軽にご相談ください

もしかすると修繕が必要な屋根や外壁の費用は火災保険で賄えるかもしれません。お気軽にご相談ください。

住宅保険の窓口は、無料調査後のご契約を徹底しております。他社の無料調査前のご契約と違って、その後、申請サポート解約による手数料も一切発生いたしません。

火災保険の保険証券を紛失してしまった場合

保険証券を紛失・破損してしまったら、保険会社へ再発行を依頼しましょう。

保険証券が手元になくても、契約がなくなることはありません。

ただし、手元に保険証券がないと、損害が発生した際に、契約・補償内容をすぐに確認できません。

火災保険申請したい状況になった場合、補償内容・対象がわからないと、不便に感じるはずです。

保険証券が確認できない状態なら、なるべく早く保険会社へ再発行の方法を問い合わせましょう。

ここがポイント!

火災保険は用語が複雑で、補償の内容を理解するだけでも苦労してしまいがちです。
必要に応じて、保険のプロである火災保険申請サポートの助けを上手に借りましょう。

給付金対象になった補償内容の例

スマートホームへ依頼いただいた損害内容で、給付金がおりた事例をご紹介します。

給付金対象になった補償内容の例

  • 屋根・外壁の被害
  • 雨どいの被害
  • 天井の被害


屋根・外壁の被害

給付金対象となった屋根・外壁の被害事例をご紹介します。

屋根瓦の割れ

屋根瓦の割れは、台風による飛来物が当たって発生することがあります。

ただし、屋根の上の被害のため、プロに建物調査をしてもらわないと気が付きにくい箇所です。

後で雨漏りなどの被害が生じてから気が付く事例もあります。

ガレージ屋根の外れ

トタンなどの軽い屋根材が吹き飛んでしまった場合にも、火災保険申請の対象になりました。

屋根・外壁は見えづらい場所も多く、被害を受けていたことにすら気がつかない場合があります。

災害後には火災保険申請サポートへ建物調査を依頼し、目が行き届かない場所までくまなくチェックしてもらいましょう!

火災保険でどれだけ負担が軽くなるか?
お気軽にご相談ください

もしかすると修繕が必要な屋根や外壁の費用は火災保険で賄えるかもしれません。お気軽にご相談ください。

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雨どいの被害

雨どいは、雨水を排出するための筒状の設備です。

雨どいの被害で火災保険対象となった損傷事例をご紹介します。

雨どいの折れ

雨どいが折れ曲がってしまった事例です。

大雨・台風では、雨どいに負荷がかかり、破損・ひび割れなどが発生しがちです。

放っておくと、次回の大雨のタイミンングで排水機能がうまく働きません。

雨どいが被害を受けた状態で放置すると、次に大雨・台風に遭った際に雨水をうまく排出できず、被害が大きくなってしまう可能性があります。

二次被害を防ぐためにも、雨どいの被害の早期発見・対処が重要です。

天井の被害

補償対象となった天井の被害事例です。

天井の雨漏り跡

雨漏りによって、壁にシミがついてしまった事例です。

雨漏りが発生したことによる水濡れ・破損の被害については、保険の補償対象です。

天井の浮き

湿気による木材の歪みで、天井が浮いています。

原因が自然災害によるものと判断できれば、給付金の支給対象となります。

天井の被害は、一見ただのシミ・浮きにしか見えず、甘く捉えがちです。

しかし、家屋内に雨水が侵入していると、カビ・シロアリ発生原因となり、腐食・住人への健康被害などの二次災害が起こります。

天井にシミ・浮きなどの変化があれば調査を依頼し、雨水の侵入原因を早めに突き止めておきましょう。

ここがポイント!

一見小さな損害でも、次回の災害時に甚大な被害を及ぼす可能性があります。
建物の安全性を保つために、小さな損害でも調査をしてもらい、早期発見・対処しましょう。

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補償内容を知っておく重要性

補償内容をきちんと知らないと、損をしてしまう可能性があります。

補償内容を事前に把握しておく重要性を理解しておきましょう。

補償内容を知っておく重要性

  • 自己負故担額が増えてしまうかも
  • 現状足りない分は特約で補える

自己負担額が増えてしまうかも

補償内容を正しく知らないと、火災・自然災害の被害に遭った際に、自己負担額が増えてしまうことがあります。

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いざというときにはつい焦ってしまい、よく補償内容を確認せずに申請してしまう人がいらっしゃいます。

後から「この被害箇所も補償内容に含まれていた」と分かっても、損害発生後3年が経過してしまっていたら、申請はできません。

加入している火災保険の補償内容を正確に確認・把握しておくことで、漏れなく火災保険申請できます。

火災保険申請をするタイミングで、プロに建物調査を依頼しておけば、被害箇所の見落とし・補償内容に含まれる被害の申請漏れを防げます

火災保険でどれだけ負担が軽くなるか?
お気軽にご相談ください

もしかすると修繕が必要な屋根や外壁の費用は火災保険で賄えるかもしれません。お気軽にご相談ください。

住宅保険の窓口は、無料調査後のご契約を徹底しております。他社の無料調査前のご契約と違って、その後、申請サポート解約による手数料も一切発生いたしません。

現状足りない分は特約で補える

加入している火災保険の補償内容を確認した際に、備えが十分でないと感じた部分は、特約で補えます。

住宅保険でチェックすべき備えは、以下の通りです。

住宅保険でチェックすべき備え
  • 補償の対象となる自然災害はなにか
  • 地震保険に加入しているか
  • 水災・風災の補償があるか
  • 住んでいる場所のハザードマップを確認し、
    リスクが高そうな災害が備えられているか
  • 損害賠償責任に入っているか

補償の対象となる自然災害を確認する際には、住んでいる地域のハザードマップと照らし合わせて、必要な補償を取捨選択するのがポイントです。

水害・地震などのハザードエリア内に住んでいる場合には、より手厚い補償の特約を追加しておきましょう。

ほとんどリスクがない災害・事故に対して保険をかけていても、保険料の払い損になってしまいます。

損害賠償責任が含まれていれば、思わぬ火災・事故で他者へ被害が及んでしまった場合にも補償されるため、より安心です。

ここがポイント

火災・自然災害が発生してからでは、補償内容を変更できません。
補償内容は早めに確認し、必要な補償を取捨選択しておきましょう。

火災保険申請をしてみよう

補償内容を把握した上で、給付金を受け取るために火災保険申請をします。

実際に火災保険申請をする際の流れ・コツをご紹介します。

火災保険申請してみよう

  • 申請をして、給付金を受け取ろう
  • 火災保険申請の流れ
  • 賢い人は、サポートを使う

申請をして、給付金を受け取ろう

火災保険の給付金を受け取る際には、申請手続きにて以下の書類の提出が求められます。

被害を申請する際に必要な書類
  • 給付金請求書
    (保険会社のフォーマットを使用)
  • 事故状況説明書
    (保険会社のフォーマットを使用)
  • 調査報告書
    (修理業者へ依頼)
  • 修理の見積もり書
    (修理業者へ依頼)
  • 被災箇所を示す証拠資料
    (被害がわかる写真・画像など)

中でも、調査報告書・見積もり書は修理業者へ依頼する書類です。

修理業者へ早めに「火災保険申請を考えている」と伝え、書類を準備してもらいましょう。

建物の被害状況がわかる証拠写真は、修理業者・火災保険申請サポート業者の現地調査の際に一緒に撮影してもらうと、自分で撮影する手間が省けます。

火災保険申請の流れ

火災保険申請は、以下の流れで申請をします。

保険会社への連絡

STEP
1

修理業者への連絡・見積もり依頼

STEP
2

書類(給付金申請書・事故状況説明書など)の作成

STEP
3

保険会社へ書類送付

STEP
4

申請の承認結果受け取り

STEP
5

修理業者との打ち合わせ・修理

STEP
6

火災保険申請では、書類の提出が求められることがほとんどです。

保険会社ごとに定められたフォーマットに沿って、被害状況を精緻に記入し、根拠となる資料を添付して送付します。

不備のない書類を送った後も、審査内容によっては、被害の説明や現地確認への立ち合いを求められることもあります。

賢い人は、サポートを使う

住宅保険の給付金を受け取るには、保険会社への申請が必要です。

火災保険申請は、賢い人ほどプロの業者の助けを借りています。

火災保険会社や保険の鑑定人が保険のプロである一方で、申請する側の加入者は保険についての前提知識では劣ってしまいます。

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知識不足によって、「交渉の場面で不利になって、給付金の金額を下げられてしまう」・「書類・証拠資料の準備を自分1人でやることで、かなりの時間と労力がかかってしまう」などの事態に陥りがちです。

保険の知識を持った火災保険申請サポートの力を借りれば、火災保険のプロが申請手続きのアドバイスをしてくれます。

結果的に、火災保険の審査に通る確率や受け取れる給付金の金額をアップさせられる可能性があります

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まとめ

火災保険の補償内容を正確に把握することで、漏れなく・損なく火災保険申請ができます。

サポートの力を借りながら、賢く給付金を受け取りましょう。