屋根修理の悪質な飛び込み営業への対策3選

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屋根修理業者の中には、飛び込みでセールスをしている会社がいます。
突然の飛び込み訪問営業を受けた際の注意点や、安心して依頼できる業者の探し方をご紹介します。
屋根修理の飛び込み営業に注意
「屋根修理をしませんか?」と飛び込みで訪問営業をしてくる屋根修理業者がいます。
飛び込み営業によくある悪質な手法や、注意すべき詐欺被害の事例をあらかじめ知っておきましょう。
飛び込み営業とは
飛び込み営業とは、次の営業スタイルを指します。
飛び込み営業とは
特に出来高制で雇われている営業マンがおこなう、突然自宅へ訪問をしてくる営業スタイルです

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出来高制の会社では、契約件数がそのまま営業マンの評価や給料に直結します。
同じ営業スタイルでも、顧客のことを第一に考えている会社や営業マンはいます。
しかし、一部の悪徳業者は、顧客よりも自社利益を追求することを目的としているため、押し売りや詐欺まがいの悪質な営業をしてくることがあります。
詐欺被害などのトラブルに遭った事例の多くが、飛び込み営業で契約をしたケースです。
飛び込み営業をされた際には、本当に信頼していい業者であるかどうかを自分で判断する必要があります。
飛び込み営業でよくある謳い文句・手法
飛び込み営業では、次の特定の謳い文句や手法を用いて、セールストークをしてくることが多いものです。
飛び込み営業でよくある謳い文句・手法
- 偶然を装う:「近所をたまたま通りかかって、瓦がずれているのが見えて心配になりました」
- 無料であることを過剰にアピールする:「火災保険を使えば、無料で修理できます」
- 屋根に登って点検をしたがる:「調査は無料なので、屋根を見させてもらえますか?」
- 根拠のない値引きをアピールする:「今ならモニター価格で、大幅に安くできます」
- 施工したハウスメーカー・太陽光パネル会社を装う:「(事前の連絡なしに)〇〇社の定期点検です」
- 熱意を見せようと、繰り返し訪問してくる:「お客様のお役に立ちたいので、何度でも来ます!」
悪徳業者も、一見「役に立とうと熱心に営業してくれている」「壊れている箇所を親切に教えてくれた」などと思わせるような行動をします。
特に瓦屋根の家は、営業マンが必ず訪問するようマニュアル化されていることがあり、狙われてしまいがちです。
よくある営業トーク・手法を知っておくことで、未然にトラブルに巻き込まれにくくなります。
詐欺被害の例
屋根修理の詐欺被害には、次のような事例があります。
屋根修理の詐欺被害例
- 調査・点検を装って屋根に登ってバレないように意図的に壊し、修理を提案してくる
- 火災保険を使えると言って先に契約を迫り、給付金が降りなくても自費で負担させられる
- その場での決断を迫って不利な契約を結び、高額請求してくる
飛び込み営業をしてくる業者の中には、根拠のない値引きで契約した後に、実際には契約後に高額の請求をしてくる場合や、屋根に登って故意的に壊すといった悪徳な行為に及ぶことがあります。
結果的に高額な費用を支払う羽目になってしまった事例も多く寄せられているため、注意が必要です。
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屋根修理トラブルの対策3選
屋根修理のトラブルに巻き込まれないために、上手な回避方法や契約してしまった場合の対処法を把握しておきましょう。
対策1:訪問営業は可能な限り受けない
屋根修理でトラブルを防ぐために、訪問での営業は基本的に受けないようにしましょう。
訪問されたから対応したら、セールストークに乗せられてつい契約してしまった、という事例が後を断ちません。
既存の悪徳業者によるトラブルのほとんどは、訪問営業されたことがきっかけです。
プロの悪徳業者は上手にセールスをしてきて、なんとかしてその場で契約させてくるものです。
知らず知らずのうちにトークに乗せられてしまえば、不利な契約内容にも気がつかず、そのまま契約してしまうかもしれません。
たとえインターホンを鳴らされたらまずは要件を聞き、知らない業者の営業マンだと分かったら、玄関に出ない方が無難でしょう。
対策2:訪問営業の上手な断り方を使う
訪問営業された場合には、下記の方法で上手く断りましょう。
訪問営業の上手な断り方
- 「必要ない」「興味がない」「帰ってください」と言って、トークを聞かない
- 「身内に業者がいるので」と言う
- 「消費者センターに相談しますよ」と言う
訪問営業は、熱心に営業をしてくる相手を目の前にして、断りにくくなってしまう方が多いでしょう。
キッパリと営業を受けない旨を伝え、トークを聞かない姿勢を見せることが重要です。
悪徳業者にとって、消費者センターに相談されることだけは避けたいと考えています。
何をしても食い下がってくる場合には、消費者センターの名前を出すことで、退散してもらえる可能性が上がります。
何を言われても、屋根の上には登らせないようにしましょう。
対策3:家族・公的機関・弁護士に相談する
もし意に反して契約してしまった後で「もしかしたら悪徳業者かもしれない」と感じた場合には、次のように対処しましょう。
悪徳業者と契約してしまった後の対処法
- 契約の場にいなかった家族に相談する
- 別の業者にも点検を依頼する
- 消費者センター・弁護士・独立行政法人国民生活センターに相談する
- 早急にクーリングオフの手続きをする
つい慌てて契約してしまい、後から詐欺であったことに気がついた場合でも、然るべき対処方法があります。
しかし、クーリングオフはあくまで8日以内が対象となるなど、契約から月日が経てば経つほどトラブルへの対処が難しくなります。
被害に遭ったことに気がつき次第、消費者ホットライン188番・弁護士・独立行政法人国民生活センターへ相談しましょう。
安心して任せられる屋根修理業者を探そう
詐欺トラブルに巻き込まれないために、安心して任せられる屋根修理業社を正しい方法で探しましょう。
インターネットで自分で調べる
屋根修理を依頼する際には、飛び込み営業を待つだけでなく、インターネットでも情報収集をしましょう。
屋根修理の優良業者は、次の方法で見極めます。
屋根修理の優良業者の見極め方
- インターネットで、「屋根修理 〇〇(地域名)」で検索する
- 会社のウェブサイトに、住所・電話番号・代表者名・創業年が明記されている
- 保有資格(屋根診断士など)が明記されている
- 過去の施工事例・費用の目安が分かる
- 従業員の顔写真がある
地域で古くから続いている企業は、地元で積み上げてきた実績があり、同じエリアなら出張料も高く付きにくいでしょう。
一方で、営業マンを大量に雇っている会社・頻繁にチラシなどの広告を出している企業は、人件費・広告費に莫大なコストをかけている分、修理費用が高い可能性があります。
情報不足で損をすることのないよう、しっかりと優良業者を見極めましょう。
相見積もりを取ることも重要
屋根修理の依頼の前には、いくつかの業者から相見積もりを取りましょう。
相見積もりを依頼することで、次のようなメリットがあります。
相見積もりを取るメリット
- 相場がわかり、高すぎる・安すぎる業者に依頼しなくなる
- 「相見積もりを取って検討している」と伝えることで、検討の時間ができ、価格競争が発生する
- 業者の対応や調査の丁寧さなどを見て、どこに任せたいかを判断できる
1つの業者だけで判断してしまうと、高額すぎる費用・安すぎてずさんな工事の被害に遭うリスクが高まります。
よっぽど緊急性の高い工事でない限りは、相見積もりを取りましょう。
まとめ
飛び込み営業をされた業者をそのまま選んでしまうと、後から取り返しのつかない被害に遭う可能性があります。
営業をされたその場での契約は避け、一度検討すると伝えて、インターネットで屋根修理業者の情報収集しましょう。